Module Parsing


module Parsing: sig  end
ocamlyacc によって生成された構文解析器のランタイムライブラリです。

val symbol_start : unit -> int
symbol_startParsing.symbol_end は文法ルールの action で呼びます。 ルールにマッチした文字列全体の位置を返します。symbol_start() は先頭文字の位置を、symbol_end() は終端文字の位置に 1 足した位置を返します。ファイルの最初の文字は 0 です。
val symbol_end : unit -> int
Parsing.symbol_start を見てください。
val rhs_start : int -> int
Parsing.symbol_startParsing.symbol_end に同じですが、n 番目のルールにマッチした文字列の位置を返します。nlhs_startlhs_end の整数パラメータで、1 のとき最も左の項目になります。
val rhs_end : int -> int
Parsing.rhs_start を見てください。
val clear_parser : unit -> unit
構文解析器のスタックを空にします。構文解析関数が帰ってきたあとで呼ぶと、構文解析中 action が生成した構造へのポインタを構文解析スタックから取り除きます。これは行わなくてもいいですが、行うとプログラムが必要とするメモリが減ります。
exception Parse_error
構文解析器が文法エラーを発見したら発生する例外です。文法ルールの action 部から発生してエラー回復を初期化することもできます。