ocamldep コマンドは Objective Caml のソース群をスキャンして他のコンパイルユニットへの参照 (依存関係) を探します。依存関係の出力は make コマンドの形式で、これを利用すると make が正しい順番でソースファイルをコンパイルでき、ソースファイルを一部変更したとき必要なところだけ再コンパイルできるようになります。
普通の使い方は以下のようになります。:
ocamldep options *.mli *.ml > .depend
*.mli
*.ml
はカレントディレクトリの中のソースファイルすべてを表し、依存関係は .depend
ファイルに保存されます (Makefile
と関連したことは下の方を見てください) 。
生成された依存関係はバイトコードコンパイラ ocamlc でもネイティブコードコンパイラ ocamlopt でも使えます。