ocaml コマンドの認識するコマンドラインオプションは以下の通りです。
-I directory
ソースファイル、コンパイル済みファイルの探索パスに与えられたディレクトリを追加します。
デフォルトでは、まずカレントディレクトリから探索し、それから標準ライブラリディレクトリを探索します。
-I で追加されたディレクトリは、カレントディレクトリより後、標準ライブラリディレクトリより前に、コマンドラインに与えた順に探索します。
ディレクトリ名が + で始まっていた場合は、標準ライブラリディレクトリからの相対パスとして扱われます。
例えば、 -I +labltk は標準ライブラリディレクトリのサブディレクトリ labltk を探索パスに追加します。
#directory 指示子を使うと、トップレベル起動中にもディレクトリを探索リストに追加することができます( 9.2 節「トップレベル指示子」)。
-init file
デフォルトの初期化ファイルの代わりに指定されたファイルを読み込みます。
デフォルトのファイルは、カレントディレクトリに .ocamlinit が存在すればそのファイル、存在ない場合には、ユーザーのホームディレクトリの .ocamlinit ファイルになります。
-labels型中のラベルは無視されず、関数適用でラベルを使うことができ、ラベル付きの引数を任意の順序で与えることができます。 これがデフォルトです。
-noassert
assert の検査をコンパイルしません。
このとき、特別な形として assert false は常にコンパイルされることに注意してください。
この式には特別な型付け規則が存在するからです。
-nolabels型中の省略可能引数以外のラベルを無視します。適用時にラベルを使用することはできず、引数の順序が厳格になります。
-noprompt入力待ちのときにプロンプトを表示しません。
-nostdlibソースファイルとコンパイル済みファイルを探索するディレクトリのリストに標準ライブラリのディレクトリを含めないようにします。
-principal
型チェックの際に information path をチェックし、すべての型がもっとも一般的な型として導出されているか確認します。
ラベル付き引数や多相メソッドを使用している場合は、コンパイラの将来のバージョンでアルゴリズムが変更された場合でも、正しく型を推論できることを保証するためにこのフラグを指定する必要があります。
-principal モードで受理されたプログラムはすべて、デフォルトの場合でも等価な型として受理されます。
ただし、この場合でもバイナリのシグネチャは異なりますし、型検査が低速化するかもしれません。
とはいうものの、ソースコードを公開する前に一度このオプションを試してみるのはよいことでしょう。
-rectypes型検査時に任意の再帰型を認めます。 デフォルトではオブジェクト型を経由する再帰型のみがサポートされます。
-unsafe
8 章「バッチコンパイル(ocamlc)」 の ocamlc の同名のオプションを参照してください。
v.(i) 構文や s.[i] 構文を使った配列や文字列へのアクセスの際の境界チェックを無効にします。
このため、 -unsafe オプションを使ってコンパイルしたプログラムは若干高速になりますが、安全ではありません。
プログラムが配列や文字列の境界外にアクセスした場合に何が起こるかはわかりません。
-versionバージョン文字列を表示し、終了します。
-vnumコンパイラのバージョン番号を短かい形式で表示して終了します。
-w warning-list
warning-list 引数に従って警告を有効/無効にします。
引数の構文については 8.2 節「オプション 」 を参照してください。
-warn-error warning-list
warning-list 引数で有効にした警告をエラーとして扱います。
引数の構文については 8.2 節「オプション 」 を参照してください。
-help または --help簡単な使用法を表示して終了します。
![]() | Unix |
|---|---|
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以下の環境変数も参照します。
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