Chapter 14 ブラウザ・エディタ (ocamlbrowser)このページは最後に更新されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。 last mod. 2008-09-17 (水) 15:32:58
この章では OCamlBrowser? を解説します。OCamlBrowser? は LablTk? を利用したソースとコンパイル済みインターフェイスのブラウザです。プログラムのお供に。 以下の機能があります。:
Invocationブラウザは以下のような ocamlbrowser コマンドで起動します。 ocamlbrowser options The folocamlbrowser は以下のコマンドラインオプションを認識します。
ソースファイルやコンパイル済みファイルを検索するディレクトリのリストに与えられたディレクトリを追加します。デフォルトでは、標準ライブラリディレクトリしか検索しません。標準ライブラリのパスも環境変数 OCAMLLIB を設定することで変更できます。
型の中でオプションではないラベルを無視します。適用にラベルは使用できません。パラメータの順序が絶対になります。
旧式のマルチウィンドウインターフェイスです。現在のデフォルトは Smalltalk のクラスブラウザ風です。
型チェックの際、任意の再帰的な型を許します。デフォルトでは、オブジェクト型を経由する再帰による再帰的な型しかサポートされません。
バージョンを出力して終了します。
引数 warning-list を見て警告を有効/無効にします。 オプションの大半はアプリケーションの内部でも変更できます。コマンド Modules - Path editor や Compiler - Preferences を使ってください。これらの設定はトップレベルシェルから継承されます。 ViewerOCamlBrowser? を起動すると最初に、検索ウィンドウと、ロードパスのモジュールのリストが書かれたウィンドウが開きます。一番上にメニューの列があります。
Module browsing左端のボックスを、クリックするか選択してリターンを押してモジュールを選択します。選択したい名前の先頭の文字を打つことで、ボックスの高速アクセスができます。ダブルクリックやダブルリターンでそのモジュールの signature 全体を表示します。 モジュールで定義されている識別子が 1 つ右のボックスに表示されます。サブモジュールをクリックすると、その中身をもう 1 つのボックスに表示します。それ以外をクリックすると、その識別子の signature を下に表示します。 signature はクリックできます。signature 内の識別子をマウスの左ボタンでダブルクリックすると、その signature にジャンプします。右ボタンをクリックするとポップアップメニューが出て、その識別子の型宣言を表示します。ポップアップメニューのタイトルが選択できるときは、選択するとその識別子の signature にジャンプします。 一番下には、ボタンが並んでいます。状態によってボタンは現れたり消えたりします。
Control-S で signature 内を文字列検索できます。 File editoremacs を使っていないのなら、ファイルの編集もできます。ブラウザとして使用して、時折修正をすることもできます。 Edit メニューにはジャンプ (C-g) 、検索 (C-s) 、現在のフレーズ (もしくは現在選択しているテキストがあればそれ) をサブシェルへ送る (M-x) といったコマンドがあります。最後のオプションで、どのシェルに送るか選択するダイアログを表示します。。 Compiler メニューには重要な機能があります。
Shellシェルを作成すると、実行したいコマンドとシェルのタイトルを選択するダイアログが出ます (タイトルはエディタから選択するときに使用します) 。 実行されたサブシェルには現在のロードパスが与えられます。
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